判断のない気づき

(( 判断のない気づき Self-awareness without judgement ))

“Kripalu yoga” at 小豆島国際ヨガデー

クリパルヨガの特徴として、自己観察という言葉があります。

今、体がどんな風に感じるのか、どんなことに気づき、何が起きているのか、ただ観るのです。まずは、その練習。体や思考や感情、そこへの気づきを何の判断も説明も入れず、ただ気づいたことを伝えます。

「右肩が温かいです」「リラックスしています」「外から音が聞こえます」

気づきは探すものではなく、起きる(やってくる)もの。呼吸して、感じます。

そんな風に体に意識を向けてからヨガの動きをすると、しないときとの体験は全く違ったものになります。

そんなクリパルエッセンスを、今回のイベントはご高齢やヨガ初めての方も多いなか、体感覚で体験していただき、最後まで集中力と視線を集めるクラスにされた、トシさん(クリパルジャパン代表 三浦敏郎さん)の集中力と思考の柔軟性、手法やテクニックではなく現場から生まれるものを重視され、参加者それぞれの主体的な気づきへのサポートや自らが学ぶ姿勢を持ち続けられている謙虚さ、必要なことを付け加えるタイミングなど、今回もアシスタントとしてトシさんのクラスを通して、教師のあり方を学びました。来週は上京し、生徒として自分の体験に集中したいと思います。

写真は「気づきの練習」気づいたことや感じたことをペアワークするデモを、トシさんと私でしているところ。米国クリパルセンターでのトレーニングで何度も練習しました。

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